憲法改正

2005年1月25日
憲法改正の動きがとても気になる。感覚的に嫌な感じがする。改正する事自体に反対するわけではないが、改悪することには断固反対したい。リアリストでなければならない政治家の改正への動きも理解できなくはない。しかし、なによりも権力を持つものが詭弁的ねじ曲げによって実質的な意味での戦争への道を歩む危険を増やすような改正はあって欲しくない。戦争で死ぬのは政治家でも経済界の有力者でもなく、庶民であるわれわれとその家族なのだ。権力は常に厳しく締め付けておくくらいで調度よいと思う。たとえ少しでも緩める方に動かすと権力を振るおうとする力と相まって大きく緩んでしまうだろう。

権力分立の問題の中にモンテスキューのこんな言葉が出てきた。「すべて権力を持つものはそれを濫用しがちである。かれは極限までその権力を用いる。それは不断の経験が示すところだ。」

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